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いよいよ青草の季節になりました


いよいよ新緑全開となり、当方も草刈りの季節となりました。観光地に隣り合わせて広がる農村集落には高齢化や農業の衰退による休耕地が増えています。当ファームは観光地と農村地域の境に位置して近隣の農家より休耕地を任され牧草を採集しています。農家の方にも喜ばれ馬たちも夏中青草に恵まれ一石二鳥です。馬たちは朝からだらだら草を食べ続けているので穏やかそのものであります。何より毛艶が良くなり馬体はピカピカとなります。ちなみに昨年の10月頃よりここまでどの馬も洗っておりません[exclamation]ブラッシングのみです。にも関わらずピカピカは健康で食生活が充実していることが要因だと思えます。ウンチもピカピカになります。まるで草団子のようです。6月になると去年買った4月に1才の2頭の仔馬を蓼科牧場へ10月まで放牧に出します。食べ放題の牧草と広い放牧場でのびのび育ち10月には見違える馬になって帰って来ます。人間から餌を貰わず自分で草を食べ、ちょっと野生的に強く逞しくなります。草だけで生きて行けるのです。飼われている馬にも同じく草だけで元気に飼うことが出来るのです。今14頭に1日に軽トラックに3台の草を毎日刈って与えています。5ヶ月で450台分の草を食べるのです。それだけの草を確保できる蓼科は本当に良い所です。だからといって突然青草に切り替えてはダメですよ。お腹がついていけません。消化不良になります。それまでの餌に少しずつ加えて様子を見ながら2?3週間かけて切り替えます。これは青草に限ったことではなく、ガラリと餌を切り替える時には同じ要領で行います。消化器官に棲む微生物が切り替わらなければ消化できないからです。しかし切り替えられることが人間が馬を飼うことが出来る一因となっているのです。
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