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初心者でも外乗ができるのは


小学1年生から1レッスンで外乗ができるためにどのような工夫をしているのかを解説します。 あくまでも我々方式ですよ。

まずこれまで言い続けているバランスを確保するために片手は鞍につかまること。そして非力な方でも手綱が振り切られないように強力な馬銜(ウェスタンビット)を使うこと。外乗中に他の馬に噛み付いたり、噛まれたりあるいは蹴ったり蹴られたりなどが起こらないように毎日全頭一緒に放牧すること。放牧中に馬同士のコミュニケーションが取れるのと、ストレスも発散できて一石二鳥です。それでも外乗中の馬順は毎回気をつけること。馬同士のお付き合いも人間同様難しいものがあります。また外乗中には想定外のことが起こるので馬が嫌がることや、怖がることを避けるのではなく馴らせるようにすること。いろいろな環境でたくさんの良い経験を積ませること。悪い経験は逆効果となるので要注意。外乗中に道草されないように夏場の飼料は食べ放題の青草にすること。そして先導に続けてひとかたまりに動くために、群れで暮らす馬の生態を利用する。離ればなれにはなりたくないのが基本なのですが、厩舎に残っている馬たちが本隊ですから注意しなければ離れて帰ろうとする場合もあります。なので厩舎へ向けて飛ばすのは危険です。そもそも外乗中の馬たちは外へ出た途端に向かうは厩舎となり、離れていく方向にはのんびりと厩舎へ近づいていく方向になるといそいそと足並みが変わります。また、コース上どうしても常足、速足、駈足のできるところが限定されるので馬の方が覚えていて安心できる要素ではあります。そして先導する我々は常に周りの状況を把握し、後ろの馬とお客さんの動きに注意を払い続けて適切に対応できること。以上これらが整えられれば競走馬のサラブレッドでも初心者でも外乗ができるようになります。
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