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左右アンバランス


日常生活の中で体の左右を意識することはあまりないと思います。意識せずもバランスが取れています。自転車に乗っている時にも無意識でバランスを取り続けています。馬に乗っている時にも無意識に左右均等に体重をかけていると思っている方がほとんどだと思います。ところがどちらか側に傾いている方が多く見受けられます。多分そのほとんどの方は乗馬を初めてからずっと傾いたままと思われます。外乗に来られたお客さんでどうしても右に傾いてしまう方がいました。「もう少しお尻を左側へ寄せてください。」と指示するとセンターに位置するのですが、しばらくして振り返るとまた右に傾いています。結局外乗中ほとんど右に傾いたまま乗っていました。驚くことに長い間傾いて乗っていた方は正常な位置の方が違和感があるみたいです。なるべく早い段階で真ん中で乗れるようになりたいのですが、傾く一番の原因はあぶみに頼って乗っていることだと思われます。両脚均等に力をかけることができれば傾かないのですが、片側の脚だけに頼ってしまうとそちら側へ傾いてしまいます。それは体重をかける脚とかけない脚、利き手のような利き脚があるからだと思います。無意識に片足をあげるときに体重を乗せる側の足が強くあぶみが踏める足だと思われます。普段歩いている時や階段を昇る時に左右の脚に不均等さは感じられないのですが、いつの間にか不均等になっているようです。右手前(右回り)、左手前(左回り)で得手不得手のある方は左右のバランスが取れていない方です。乗馬中に左右のあぶみが均等に踏めているかどうかチェックするには、片側のあぶみを外して右だけ左だけと交互に乗ってみればすぐできるわかります。踏めていない方が乗りにくいはずです。左右のアンバランスを修正するにはあぶみを使わずシートのセンターに体のセンターが収まるように速足で練習するのが良いと思います。ただし、この時に脚で馬の腹を抱え込むようにしがみついてしまっては意味がありません。脚は下方向へ垂れ下がっている感じが良いと思います。そして日頃から左右均等に馬を動かして下さい。常にセンターを意識して下さい。傾いていると乗りにくいのはもちろんですが、それにも増して馬も動き辛いです。乗っているたころを写真やビデオに撮ってチェックするのも良いと思います。
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